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生姜と乾姜

コロナ状況の中、サロン再開しても以前と同じようにお客様を受け入れることが難しいですね。

人数制限をしているサロン様も多いかと思います。


そんな中、収入を得る為に店頭販売や通信販売を始められる方も多いようです。


先日、オリジナル韓方茶のご相談をお受けしました。

その方は現在妊娠中で、妊活中の人も妊娠中の人も飲めるお茶をご希望でした。

ナツメをはじめ、いくつかのご希望の材料があったのですが、その中に生姜がありました。


生姜は体を温めますよね。食品ですのでどなたでもお飲み頂けます。

ところが生姜は生なので、商品としてブレンド茶の中に入れられません。

そうなると、乾燥した生姜を使うことになります。それを「乾姜」と呼び生薬となります。





シイタケなどの食品を乾燥させると成分が増えると知られていますが、それは生姜も同じです。生の生姜は食品なので、通常の量を摂取しても問題にはならないですが、乾姜となると話は別です。

専門書には乾姜は妊産婦に使用時は注意が必要と書かれています。




食べるのではなく、他の薬草と一緒にブレンドしたお茶なので大丈夫じゃないかと思われると思いますが、妊娠中は何が起こるか分かりません。

折角授かった赤ちゃんですから、慎重にすることに越したことはないですよね。


そんな訳で、乾姜をお茶に入れることはやめました。

お茶としても味も香りも強くなりすぎて他の材料とのバランスが難しくなりますので。


食品をブレンドしてお茶を楽しむのは全く問題ないと思うのですが、食品の中には加工することにより生薬となる物もあるので注意が必要です^^


ハーブや薬草の効能だけ見てお茶をブレンドする方も多いと思います。

それはそれで全く問題はありませんが、禁忌に注意すべき方の場合は、一度専門家にご相談される事をお勧めいたします。



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