よもぎ蒸しで一番使う薬草と言えば、名前の通り”よもぎ”ですね。
一般的には、よもぎ蒸しは妊娠中にはできない、と思われているようです。
しかし、正しい知識を持っていれば安定期以降ならよもぎ蒸しが出来ます。
特に、逆子の原因の一つは冷えと言われていますので、子宮周りを温めるよもぎ蒸しは逆子に良いと言われています。
また、臨月に入ってからよもぎ蒸しをすれば子宮が柔らかくなり安産に繋がるともいわれています。
ところで、妊娠中のよもぎ蒸しでよもぎは使えるのでしょうか?
よもぎ蒸し発祥と言われている韓国でよもぎ蒸し(座薫)は産後、出産で傷ついた子宮を元の状態に戻すためで、産後の広がってしまった子宮を収縮させる目的もありました。
その、子宮収縮作用に役立つのが「ツヨン」という成分です。
その成分のせいでしょうか?
ある方は絶対に妊娠中によもぎは摂取してはいけないと言い、ある人は大丈夫だと言います。
確かなことは、妊娠中は禁忌には注意する必要があり、妊娠中のよもぎ蒸しのよもぎにも細心の注意が必要だという事です。
よもぎは大量に使うのではなく、少量お使いください。
できれば、妊娠中に使えるほかの薬草と混ぜて使う方が安心です。
よもぎ茶も、カフェインが入っていないから大丈夫だとたくさん飲むのはお勧めしません。
よもぎ蒸しをする場合は、できれば妊産婦用に調合された薬草を使うことをお勧めします。
当店では、妊産婦の安胎用に処方された韓方薬を元に、よもぎ蒸し用に調合したよもぎ入りとよもぎ抜きの2種類をご用意しています。
今までたくさんの妊産婦の方にお使いいただき、よもぎ蒸しで体を温め、逆子を治し、リラックスして無事出産して頂いています。
折角の待望の赤ちゃんです。
分からないことは薬草の専門家に確認して、大事にしましょう。
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